生理の負がない世界へ.
生理の負とは?
私たちが考える、生理の負とは月経者が経験する生理による不快感、辛い経験、機会損失などの"負"です。
例えば...
"お腹が痛くて、大事な試験に集中できない..."
"生理の悩みを誰にも相談できない..."
"身体が重くて辛いけど、部活を休ませてもらえなかった..."
"ナプキンを持ってトイレに行くのが恥ずかしい..."
個人が経験する生理の負は、月経者だけの問題ではありません。
負が生まれる背景には、個人を超えて社会で向き合うべき問題があります。
なぜ負が生まれる?
生理によって月経者が辛い経験をする大きな原因の一つは知らないことだと考えています。
例えば、月経前症候群(PMS)によって周期的に気分が落ち込むことがあっても、PMSを知らなければ自分のメンタルの弱さを責めてしまうかもしれません。適切な向き合い方を選択できないかもしれません。
しかし、PMSの存在を知り、自分がそれに当てはまることを把握していれば、少し心が軽くなったり自分にあった治療を行ったりすることができるはずです。
しかし、私たちが生きる社会では生理について知る機会がほとんどありません。
小中高での月経教育(保健の教科書)では、確かにメカニズムや周期、ホロモンの変化などについて学びます。
一方で生理用品の使い方や種類、不快への対処法、非月経者にできることなど実生活に必要な知識はほとんど扱われていません。
そして、教員によって月経教育の質も大きく異なります。
また、家庭内でも家庭環境によって生理について全く話す機会もなく初経を迎えるという場合もあります。
生理に関する情報は、インターネットで検索すると沢山出てきますが、このような情報は「主体的に」取得しなければなりません。
しかし、悩んでいても「我慢」すればいいと思い先延ばしにしてしまったり、そもそも生理に関係する不快感であったことを知らずに調べられなかったり、非月経者にとってはさらに自ら検索する機会は少ないと思います。
このような背景から、生理について知らない状態が生まれてしまうのです。